今回も花のスケッチを描いていきます。
数作描き始めて少し慣れてきました。つたない絵でも自分流で繰り返し描くことでそれなりに学ぶ事があります。でもその内容はたぶん描く人によって違うのだと思います。
無理なく描くことが第一。
途中で諦めたとしても何もしない状態からは一歩進んでいると思っています。
しばらく後または翌日に新鮮な気持ちで取組んでみると意外と前に進んでゆく実感があります。
新たな水仙の蕾
植物編、今回は雪中四友の水仙(スイセン)を描きます。
我が家は水仙が2種類植えてあり、どちらもまだ蕾(苞葉)の状態ですが、せっかくですので成長を追って描いて行きたいと思います。
種類はわかりませんが両親が20年近く前に植えたもので、毎年この時期になるときれいに並んで咲いており、出勤前のあわただしい時に見かけると何故か気持ちが穏やかになります。
正確にはわかりませんが、おそらくアイスフォーリスとラッパ水仙だと思います。
花言葉は ”自己愛” との事。


スケッチ開始
アイスフォーリス水仙をいつものように見たまま大まかに描いていきます。
根本が枯葉で隠れていて見えないけどあえてそのままにしておきます。
すらりと伸びた葉身は扁平で厚みがあり描くには簡単なようですが、実際に描いてみると滑らかな線を出すのがとても難しくなかなかうまく描けません。

描き続けるモチベーション
描いていて少し単調な感じになってきましたが、続けるにつれ枯葉のくしゃくしゃな感じが難しく、また、枯葉が絡んでいるおかげでかえって水仙が際立って見えるような気がしてきました。
蝋梅の時は大きな葉が、梅の時は枝がいい脇役となっていて描くときのいいモチベーションになって描き続けていたのですが、今回の場合は意外にも周りに落ちている枯葉が描いていて新鮮でした。
線を強調してメリハリをつけ、ぼかしを入れて少しづつ修正していきます。

現在2月下旬で、まだ蕾のままのアイスフォーリス水仙の状態です。
以降はスイセンの開花を待って描く予定です。
小さい水仙が咲きました
2月27日よく見ると黄色いラッパ水仙が咲いていた。
寄り添う姿や花被片が反り返っているところを見ると、どうやらミニ水仙のティタティタという種類のようで、小さくて気付かなかったが立派に開花していたので、スケッチした。
うつむき加減に咲いているのは蕾が成長すると横向きになるそうで水仙の特徴らしいです(写真でも徐々に傾いているのがわかります)。



徐々に線を描きこんでゆく。
葉身と花茎が同じような明るさなので区別がつかないかもしれない。
それと、やはり葉身のラインが難しくどうしても滑らかな線が描きにくいです。
とりあえず描き進めて後で修正してみようと思う。
仕事が忙しく、少しずつ描けき進めてますが、この時すでに撮影して5日経過しておりミニ水仙も次々と開花しています。
仕上げて 完成

描き進めてみました。
写真のようなかわいらしさが出なかったのが残念でしたが、ラッパ水仙の特徴的な花冠部分などが描けたのでまたひとつ新しい描きを学ぶことが出来ました。
豆知識:花びらのように見える部分は3枚が花弁で残り3枚は萼が色づいたものだそうです。
今回もまだまだ学ぶ事が多い画力ですが、ここまでにしたいと思います。
まだ開花していないアイスフォーリス水仙は後日描くことが出来たら載せたいと思います。
小さい水仙開花1週間後

最後まで読んでいただきほんとうにありがとう御座いました。
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