スポーツカーを描く

車種はスポーツタイプのクーペで、オリジナルのイメージで描きたいため、あえて参考資料などは見ず、定規やコンパスは使用せず描いては消すを繰り返しながら大まかに描きます。

全体の形を想像しながら、解りやすいように側面から見た車体を描きます。

 自分がコンパクトな車が好みなので全体的に短めにイメージして描きます。

形のイメージを整理する

全体の形が決まったら、各部分の形を少しづつ整えて描いていきます。

 
 フロントガラスはボンネットからの曲線ラインがつながっていて、昆虫の硬い背中のようなイメージです。デザインを考えるときに形状が似ている生き物をイメージすると道が開ける事が有ります。

 ドアは平凡にならないように後部を上向きの角度にして、開閉の仕方も上にも横にも開けるなど、いろいろとイメージしてみて、最終的に曲線の流れでしっくりくる五角形になった。 

 前後のライトはとりあえず大まかに描きます。

線にメリハリをつける

線をはっきりと描くとともに細部を修正して明確にしていきます。

少しは車の形に見えてきたでしょうか。

 どうしても車の形が昆虫の外骨格の構造と重なって見えてしまって、そのイメージに引っ張られて描いてしまします。特にバンパーの部分は口のようなイメージになりました。

 とにかくイメージを素直に表現できるように、また、なるべく車全体のバランスを崩さないように描き続けます。

 人それぞれの趣味嗜好に沿ったイメージがあると思いますので、形にこだわらないで素直に絵に表現してみましょう。

 そして次に、難しさが身に染みるタイヤの描写がとても下手です。まだまだ練習あるのみです。

明暗を出して仕上げ

細部をもっと描き込んで質感を出していきます。

 車だけでは寂しいと思い、ガードレールと背景を追加してみます。

 ティッシュペーパーでぼかしを入れては消しゴムで修正し、最後に影を入れて完成です。 

描き直しを追加

全体的にスマートになったかな。

見直してみて、もっと想像を働かせて描きたくなったので追加で描き直しました。

月日が経って見直すことで未熟な部分や新しい発見が見つかったりすることが多々あります。

そのような時は焦らずゆっくりと思い描きながら描き直してみる事も楽しいものです。

未熟な描きにお付き合いいただきまして本当にありがとう御座いました。

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