飼っているブルーサファイアハムスターの小太郎をモデルにまた一枚描いてみます。
ハムスターと一口に言ってもいろんな種類がいますが、どの種類もいざ描くとなった時、一番思い浮かぶ容姿は、あのぬいぐるみを着ているような体型と小さく飛び出た尻尾ではないかと思います。
描くのはジャンガリアンハムスターの中で、灰色の被毛が濃く青く見えるブルーサファイアハムスターです。特徴は全体の毛色がソフトな感じで、大人しく人懐こい所でしょうか。アルバムを作っていますのでよかったらご参照下さい。➡ 飼いハムスター小太郎のアルバム
見た目は私たち人間とは全く違うように見えますが、注意深く観察して似ている所を見つけ出し、同じポーズを人間がしているようにイメージすることで、描きやすくなります。
また、全身が被毛に覆われているため、輪郭線が描きにくいと思われがちですが、取り合えず全身の輪郭線を大まかに薄く引いて、後に毛先を描き込めばいいのです。
※ちなみに、薄目で見ると毛先がぼやけて形を捉えやすくなります。
被毛の表現は、鉛筆を持った指先と手首を小刻みに動かすので、前腕の筋肉を使います。動きとしてはスプーンでスープをすくいあげる動きと似ているように思います。細かい作業ですが、少し時間が空いた時などに、練習しておくことをお勧めします。➡ スケッチの練習

スケッチの練習をしようと思って、じっとしてくれない小太郎の仕草を画像で探していたら、これが中々見つからない。
ここで注意することが有ります。
フロント記事でも書きましたが、描きたい物を描く事が一番大切ですので、対象を選ぶ時は妥協せずに納得いくものを選びましょう。この仕草を選ぶのに30分以上かかってしまいました。

何とか描くことが出来ましたが、頭部の位置や大きさも意識して配置したつもりでも、後で見直すと表情が弱く頭部もバランス的に悪く見えるのでもう少し手を加えてみようと思います。床材のウッドチップは大まかに描きました。

頭部を少しスッキリさせたら表情が近づいてきた。被毛の表現もさらに描き込んでリアルにしてみた。最後に肝心な目の配置ですが、表情を損なわないようにその位置と向きを意識して修正して描きます。ハムスターの目の位置は上、向きは横。
描きの練習を終わります。
最後まで描きを見て頂きありがとう御座いました。
コメント