幼い頃からテレビや漫画をにぎわせていたロボットやアンドロイドというメカ。
始めて見た記憶は特撮ヒーローのキャラクターだったと思う。
私も魅了された一人でしたが、次第に自分で考えて描いたりし始め、大学ノートに考えたロボットの漫画をよく描いて遊んでいました。
アニメーションや映画で数多くの素晴らしいロボットやアンドロイドが登場し始め、見るたびに心動かされ創作意欲がくすぐられ、自分もそれらのオリジナルのキャラクターを描いてみたいと思われた方は多かったのではないでしょうか。
そこで、自分なりに普段の生活の中からロボットやアンドロイドを描き出してみようと思いますので、是非参考になさってください。
イメージした3体のロボットを描く
気になる模様から生み出す
これは我が家の壁の一部です。
下部が結構はがれてしまっていてお見苦しく恐縮ですが、何となく見ていてイメージ出来た部分が有りました。
この3ヵ所がどうも面白い形に見えて、その後も見るたびに同じように見えて、イメージが膨らんできたのでスケッチしてみます。
見たままを素直に
見たままの形を素直に、位置は寄せてみて大まかに輪郭を描く。
浮かんだイメージを描く
スケッチした絵をあらためて見てみる。
漠然としたイメージではあるけど、なにか動き出しそうな物に見えてくる。
そう思いながらも形が見えた時の事を思い出してそういえばこんな風に見えていてこんなたたずまいで絵になりそうだと考えていた。
また、風景や表情などを出来るだけ具体的に想像してみたり、一場面の物語を想像してみた。
出来上がりのイメージをしっかり持つようにしてそれに近づけるように描き始めてみる。
何かメカみたいだなと思うと、全てそう見えてくる。多分私の場合はロボットアニメやSF映画をよく見ていたからだと思います。
もし趣味が違う人であれば、おそらく別の何かに見えているのではないかと思います。
少しづつ各部を立体的に描き込んで行きます。
線を描き込んで行く
徐々に線を明確にして行き、バランスと可動域を考えながら各部の形を決めて描いていきます。
プラモデルの設計図のように各部分を一つのブロックのように意識して、その組み合わせで全体の形を組み上げていきます。
ブロックの形は固定観念は捨てて自由に決めて、出来るだけ不自然にならないようにします。
徐々に影をつけて行き、リアル感を出して細かい部分を描き足して行きます。
鉛筆の持ち方もいろいろ変えてみて、垂直にしたり斜めにしたりして描いていると、新しい発見があったりします。
無機質にならないように
1日おきに気づいた部分を少しづつ描きなおしています。
無機質な感じを少しでも和らげないかと思い表面に細かいデザインを入れました。
まだ描き足したい感じです。
完成
完成です。